
オリジナル百合ノベル作ろうかと思ってます。
登場人物も少なく、シチュエーション重視です。まだ立ち絵ちょっとしかかけてません😅
あらすじ
都会の片隅で、桜井結月(さくらい ゆづき)は息を潜めて生きていた。可愛らしい容姿とは裏腹に、彼女は重度の男性恐怖症を抱え、限られた女友達との交流すらままならない、孤独な日々を送っていた。両親の長期出張で一人になったある夜、不審な物音に怯え、男性の影に震える結月は、もうどこにも逃げ場がないと絶望する。
そんな彼女の前に、漆黒のバイクに跨った一人の女性が颯爽と現れた。それが、街のバイク用品店で働き、夜はバーカウンターに立つクールな姉御肌の女性、橘蓮(たちばな れん)だった。ぶっきらぼうながらも確かな優しさで結月を窮地から救い出した蓮は、行き場のない結月を、自宅アパートへと招き入れる。
蓮のアパートは、男性の存在から隔絶された、結月にとって唯一の「安全なシェルター」となった。始めは戸惑いと緊張に包まれていた共同生活も、狭い空間での些細な触れ合いや、蓮の不器用な気遣いに触れるうち、結月の心は氷が溶けるように解けていく。バイクにまたがる蓮のワイルドな姿、バーの制服に身を包んだ時の大人びた色気、そして家で見せる無防備な表情――その全てが、結月の瞳には眩しく、そして新しく映った。
蓮の大きな胸に抱かれ、体温を感じるたびに、結月は男性への恐怖を忘れ、今まで知らなかった「女性としての安らぎと快感」に目覚めていく。蓮もまた、純粋で傷つきやすい結月を庇護するうちに、抗いがたい情欲を抱き始めていた。夜が深まるたびに、二人の間には言葉にできない熱が生まれ、互いの肌を求め合うようになる。
これは、深い心の傷を抱えた少女が、一人の大人の女性との出会いをきっかけに、恐怖を乗り越え、真の愛と快楽を知るまでの、密やかで、禁断の、そして限りなく優しい百合の物語。